2020-06-02 第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
具体的には、各国、各機関の毒性評価の値で妥当と考えられるものの中から安全側の観点に立ちまして最も低い耐容一日摂取量の値を採用し、中央環境審議会水環境部会等における専門的な議論を経て、先ほど委員御指摘ございました一リットル当たり五十ナノグラムという値を算出したものでございます。
具体的には、各国、各機関の毒性評価の値で妥当と考えられるものの中から安全側の観点に立ちまして最も低い耐容一日摂取量の値を採用し、中央環境審議会水環境部会等における専門的な議論を経て、先ほど委員御指摘ございました一リットル当たり五十ナノグラムという値を算出したものでございます。
PFOS等化学物質につきまして、水道水の目標値等を設定する際は、動物実験等から算出された耐容一日摂取量、TDIというものでございますけれども、これをもとに、所定の体重や一日当たりの水道水の摂取量などを適用して算定することが基本的な考え方でございます。
お尋ねの弗素について、食品安全委員会は、厚生労働大臣より、清涼飲料水中の弗素の規格基準改正に係る食品健康影響評価の要請を受け、平成二十四年十二月に、人が一生涯にわたって毎日摂取し続けても健康への悪影響がないと推定される一日当たりの摂取量である耐容一日摂取量を〇・〇五ミリグラム・パー・キログラム体重・パー・日と設定し、厚生労働省に答申しております。
まず、有機弗素化合物、PFOS等につきましては、基準等を設定する際に基本となる耐容一日摂取量、すなわち、人が継続的に摂取した際の健康影響を生じない限度量、これがWHO等の国際機関においていまだに確定していないため、要調査項目に位置づけており、情報、知見の収集を鋭意行っているところでございます。
今お答えしたとおり、環境基準項目、その下に要監視項目、要調査項目とございますけれども、いずれにしましても、繰り返しになりますけれども、WHO等の国際機関においていまだ先ほど申しました耐容一日摂取量について確定しておりませんので、現時点では要調査項目として位置づけながら、情報、知見の収集を鋭意行いつつ、その後についてはまた検討していきたいというふうに考えております。
これまで、防衛省、環境省共に、PFOS及びPFOAがWHO等の国際機関による耐容一日摂取量が確定していないため、日本における基準値が設定されていないとしてきました。また、防衛省は、衆議院での質疑におきまして、PFOS、PFOAが河川や地下水から検出されたからといって直ちに人の健康や生活環境に係る被害等の環境保全上の支障があると判断できないと答弁しております。
このうち、科学的知見については、PFOS及びPFOAに関し、基準等を設定する際に基本となる耐容一日摂取量、すなわち人が継続的に摂取した際の健康影響が生じない限度量がWHO等の国際機関において確定しておらず、また、環境省が測定している国内の水環境中の検出状況についても増加傾向ではないと承知しております。
PFOS及びPFOAにつきましては、WHO等の国際機関において耐容一日摂取量が、TDIでございますが、確定していないということと、国内の水環境中での検出状況についても増加傾向ではないということでございます。 また、PFOSについては、既に第一種特定化学物質に指定をされているということで、製造、輸入が原則禁止となっております。
したがいまして、耐容一日摂取量を定めて対策を実施しているところでございます。
○森ゆうこ君 今ほど大丈夫だというふうなお話があったんですけれども、TDI、耐容一日摂取量、厚生労働省がおっしゃった数値は四ですね。これはWHOが決めた最大許容値ですね、今のところ。究極的な目標値は実は一なんですね。四倍の差があるわけです。本来であれば、一に近づくように努力すべきであると思っております。
○政府参考人(小島比登志君) 子宮内膜症とダイオキシン類の関係でございますが、これにつきましては平成十一年に、当時の生活環境審議会、食品衛生調査会及び中央環境審議会が合同でダイオキシン類の耐容一日摂取量を検討をいたしました。
○森ゆうこ君 耐容一日摂取量、TDIと言われるものです。ダイオキシンの耐容一日摂取量、これが日本の基準というのはEUよりかなり甘いのではないかというふうに言われております。
○政府参考人(宮島彰君) 厚生労働省といたしましては、これまで子供などの抵抗性の弱い方々に視点を置いた化学物質の安全性評価を行ってまいりまして、これに基づき、ダイオキシン類の耐容一日摂取量や、あるいはシックハウス対策において十三の物質の室内化学物質濃度の指針値などを策定してまいりました。今後とも、こういったものを順次策定してまいりたいというふうに思っております。
○中村敦夫君 中央環境審議会環境保健部会、それから生活環境審議会、食品衛生調査会、この三つの機関が合同でまとめて、九九年の六月に「ダイオキシンの耐容一日摂取量(TDI)について」というものを発表しましたね。
○政府参考人(木下寛之君) 現在の耐容一日摂取量、TDI四ピコグラムは、御質問のとおり、厚生労働省なり環境省の審議会の中で決定されたというふうなところでございます。 確かにいろいろな数値挙がっておりますけれども、人の食生活につきましては相当ばらつきがある、あるいは魚介類のダイオキシン濃度につきましては、同一魚種あるいは同一地域でもばらつきがあるというふうに考えております。
○政府参考人(木下寛之君) 我が国では、ダイオキシン類による健康に対する影響を防止するためにTDI、耐容一日摂取量というのを定めているところでございます。このようなTDIの制定に当たりましては、厚生労働省あるいは環境省で専門的な見地からの検討がなされたところでございます。
まず一つは、コプラナPCBについてはダイオキシン類特別対策法できちっとダイオキシンの耐容一日摂取量として、今先生おっしゃいましたように、体重一キログラム・四ピコというふうに定めておりまして、今回の法律との絡みでいきますと、PCB中のコプラナPCBの毒性に注目した規制が既にダイオキシン類特別対策措置法について行われているというふうなものを踏まえていますから、既存の法と今回の法と相まってPCBを安全にきちっと
御指摘の血液、母乳、食品のダイオキシン類の測定につきましては、法律的な規制、基準は現在定められていないものの、厚生労働省におきましては、耐容一日摂取量、現在一日体重当たり四ピコグラムとなっているわけなんですが、こういった耐容一日摂取量の検討及び正確な健康影響の評価を行う観点から厳密な測定が必要と認識しております。
平成十一年度の調査結果によりますと、水産食品を含みます食品を通じたダイオキシン類の一日の平均摂取量は、決められております耐容一日摂取量を下回っておるという状況でございまして、現時点では食品衛生法上の問題はないというふうに考えておるところでございます。
○政府参考人(宮島彰君) 今、先生御指摘のいわゆる小児や老人など感受性の高い方々に視点を置いた安全性評価と、それに基づく規制基準の設定ということについては、まずダイオキシンにつきましては、耐容一日摂取量を設定する際に、毒性試験におきまして最も感受性の高い胎児期の暴露による影響を使用しております。
また、これらの物質の摂取に関しまして、PCBにつきましては、魚介類等の食品に対して暫定規制値を設定いたしまして監視指導を行っておりますとともに、ダイオキシンにつきましては、耐容一日摂取量として体重一キログラム当たり四ピコグラムTEQを設定しております。
○政府参考人(中須勇雄君) ただいま御指摘がございました魚介類を含む食品あるいは大気等から私どもが一日に摂取するダイオキシン類、これは御承知のとおり耐容一日摂取量、TDIと言われておりますが、あの範囲内に現在あるということで、現在の平均的な食生活においてはダイオキシン類の摂取ということが直ちに健康に悪影響を及ぼすことはない、こういうことが現状でございます。
これに対して、昨年度見直しを行った耐容一日摂取量は四・〇ピコグラムであり、耐容、つまり受け入れられる限度が四・〇ピコグラムであり、通常は調査結果の平均値はこれを下回るものであるということで、偏りのない食生活を維持することによって四・〇ピコグラムを上回って摂取することは考えられないというふうに今は考えております。
この主な理由といたしましては、ダイオキシン類の人への影響につきましては、食品を介してのダイオキシン類の総摂取量を耐容一日摂取量、いわゆるTDIでございますが、これと比較することによりまして判断することが適切であるというふうに考えまして、厚生省で平成八年度からトータルダイエット調査に切りかえた、こういうことでございます。
○政府参考人(西本至君) 先ほどの御答弁とちょっと重複するようになって恐縮でございますが、まず魚介類でございますけれども、食品全体から摂取するダイオキシン類の総量を把握して耐容一日摂取量、いわゆるTDIと比較して検討するというべきものでございますが、例えば平成十年度のトータルダイエット調査によりますと、食品を通じてのダイオキシン類の一日摂取量は約一日体重キログラムあたり二・〇ピコグラム、こういうふうになってございます
どういう点が問題かというと、アプリオリに、無前提で〇・二とかというのが出てくるわけじゃなくて、カドミウムの一日当たり摂取量、これがどの程度なら許容されるのかという、この種の専門用語で耐容一日摂取量という概念がございまして、一日にどれだけ以上入ると危ないか、こういうことがまず前提として必要なわけでございます。
この数値は、生涯とり続けましても健康に影響がないと考えられるダイオキシン類のいわゆる耐容一日摂取量、四ピコグラムでございまして、これを現在は下回っておるということであります。 現状のダイオキシン摂取レベルでは健康影響が生じることは考えにくいということでございますので、個別の食品につきましてダイオキシンの基準を設定していくということは、現在考えておらないということでございます。